日本もマイナス金利が導入されていますが、日本よりいち早くマイナス金利を導入したスイスでは、大手金融機関がついに個人顧客にもマイナス金利を導入するみたいです。

スイス

個人顧客にマイナス金利ースイス郵便貯金、年1%ー

スイスの郵便貯金を運営するポストファイナンスは11日、個人顧客を対象に口座残高の100万スイスフラン(約1億7000万円)を超える金額に年1%のマイナス金利を適用すると発表した。2017年2月1日から実施する。同国の大手金融機関が個人顧客にマイナス金利を導入するのは初めて

ポストファイナンスは15年1月に導入されたマイナス金利の影響で、「今年は既に1千万スイスフラン以上の費用が生じていいる」と説明した。スイス国立銀行(中央銀行)は銀行が中銀に預ける資金のうち、一定額を超える分に対し0.75%の手数料を課している。同国の銀行の多くが法人顧客にマイナス金利の負担を転嫁する一方、個人に適用する例はほとんどなかった

(2016年11月12日日本経済新聞朝刊6面抜粋)

ポストファイナンスは、スイスの国営郵便会社であるスイスポストの金融部門で、日本でいうゆうちょ銀行にあたります。

ポストファイナンス

「100万スイスフラン(約1億7000万円)を超える金額に年1%のマイナス金利を適用する」ということなので、預金しているだけで年間1万スイスフラン(約170万円)の利子ではなく、マイナス利子(マイナス金利)として、預金から取られることになります。

預金しているだけで、お金がどんどん減ってしまうということになります。

日本も2016年1月29日より、民間の銀行が日本銀行に預金しているお金に対して、-0.1%のマイナス金利を日本銀行に支払わなければならなくなりました。しかし、今のところ、三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行を代表とする日本の民間銀行は、そのマイナス金利をまだ個人顧客に負担してもらっていません。

世界中でお金が有り余っており、投資する先がないということなんでしょう。

これほど借り手がいないので、住宅ローンの金利も下がっているという現状があります。

今後、「住宅ローンを借りたら、利子がもらえる」という時代がきてしまうのでしょうか?