空き家が増加する中、空き家を利用したビジネスも増えてきています。

空き家でカーシェア ーパーク24、ALSOKとー

カーシェアリング大手が新たな顧客獲得に動き出す。最大手のパーク24は綜合警備保障(ALSOK)と組み、11月中旬から都内の空き家所有者に駐車場へのカーシェア配備を勧める取り組みを始める。オリックスは加熱式たばこを吸える車両を導入する。拠点や車両の多様化によって利用拡大を促す。

ALSOKは留守宅を月1回巡回する有料サービスを手掛けており、契約者にパーク24のカーシェアを紹介する。配備できれば契約者は場所によるが月に数千〜1万円超の収入が得られる

まず渋谷区、目黒区、世田谷区、狛江市の戸建て住宅を対象に始める対象地域には4000戸程度の対象物件があると試算する。今後、全国展開も視野に入れる。カーシェアに向かない駐車場などは、ネットを通じて1日貸しする駐車場シェアでの活用ができないかを検討する

カーシェア2位のオリックス自動車(東京・港)は加熱式たばこを吸える専用車を導入する。都内の60拠点に60台置く。通常のカーシェアは全車両禁煙だが、加熱式たばこは煙や灰が出ずにおいも少ないため、たばこを吸わない人も気になりくいという。

三井不動産系のカーシェアリング・ジャパン(東京・千代田)は来年3月末まで、高級車「メルセデス・ベンツ」の6時間あたりの利用料を4割下げ、4300円にする。120台導入したベンツを今後160台まで増やす方針で、料金を下げて利用促進を狙う。

(2016年11月13日日本経済新聞7面抜粋)

これによって、カーシェアリングの車がある戸建ては、空き家とバレてしまうわけですが、そのあたりはALSOKが警備しているから問題ないということなんでしょうか。

カーシェアリング

わざわざALSOKに警備を依頼している顧客層の方が、月に数千〜1万円超のためにカーシェアリングするのかとも思うところはあります。本当に放置されている空き家って、相続登記されず『所有者不明』というパターンも多いです。

しかし、相続した際にすぐに売却せず『空き家』にした理由もあるはずです。その『空き家』にしている何年、何十年の間、空き家の管理に関わる何かのサービスによって、所有者とつながりを持つことができ、最後にその不動産を売却するときにもお任せいただける可能性は高いと思います。

空き家ビジネスのポイントは、空き家の所有者といかにしてつながりを持つことができるかです。

いずれこのALSOKやパーク24と提携する不動産会社も出てきそうですね。

ただ、空き家問題は、近年やっとクローズアップされたばかりであり、これから知恵次第で様々なサービスが生まれそうです。例えば、空き家の所有者が遠方に住んでいる場合は、何かあったときにすぐに対応できませんし、何かあったことすらそもそもわかりませんよね。心配ですが、かといってALSOKに頼むのはコストがかかります。不動産会社は毎日チラシを撒いていますので、週1回ぐらい外観から空き家の様子ぐらい確認ができます。その程度の管理であれば、「将来、売却するときには相談いただける」と一筆書いていただき、無償で見回りサービスするっていうのも悪くないかもしれませんね。